子供に苦い(にがい)薬を飲ませる時の混ぜ方5つのポイント
ニガイ薬、苦手です。笑
まぁ、好きな人なんかいませんよね。
大人でもキツいのに、小さな子供に飲ませるのは酷(こく)です。
咳止めとかは全然甘くて美味しいのですが、特に抗生剤などの「よく効く薬」は子供用でもビックリするくらいマズい。笑
そんな苦い粉の薬でも、どうにか飲めるようになるポイントを紹介します。
味覚の作用を利用する5つのポイント
ただやみくもに「とりあえず混ぜる」と逆効果だったり、薬の効き目が弱まってしまったりしますので、次のポイントを押さえましょう。
@ 酸味があるものと混ぜない
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やってしまいがちです。
オレンジジュースとまぜたりとか・・・。笑
好きなドリンクに混ぜたら飲んでくれそうな気がしますが、酸味がある(酸っぱい)ドリンクと混ぜると、とてつもない味に変化します。笑
絶対飲めませんよ。
泣きます。笑
試しに自分でも飲んでみた方がいいと思います。
別次元の味です。( ;∀;)コノヨノモノトハオモエナイ
まさに天才。笑
A 冷たいモノとまぜて味覚を鈍らせる
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甘いバニラアイスクリームなどと混ぜるとイイです。
冷たいものは「味を感じにくい」ため、アイスと混ぜる方法がオススメ。
薬自体を凍らせると、変質してしまうおそれがあるので、あくまで「冷たいものと混ぜる」ようにしましょう。
逆に…、温かいモノと混ぜると、風味が増してしまいます。笑
例えば、同じ「おでん」でも冷たいより温かい方が断然美味しいですよね。(≧▽≦)
薬の風味を倍増しないよう、冷たいモノと混ぜるのがオススメです。
B ドロドロの食感にする
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ゼリーや、バナナシェイクなど、ドロドロとした食感のモノに混ぜると、薬自体が舌に接する量を減らすことができます。
子供が好きな食感なので、飲んでくれる確立は高まります。
最低でも、「なんだかわからないけど、おもしろい飲み物」くらいまでハードルを下げることができます。笑
C 牛乳と混ぜる
牛乳は鉄板ですね。
薬を牛乳の膜でコーティングして少しでも飲みやすくしましょう。
D 飲めたら褒(ほ)める
飲めたら全力でホメましょう。笑
第三者の前で飲むところを見てもらうのも効果的です。
たとえば、親戚の方の前とか、お友達の前で、「○○ちゃん、お薬飲めるんだよね〜。えらいよね〜。」と。
飲めたら全員にホメてもらえれば、調子にノリます。笑
やってはいけないこと
食べなくなると困るモノに混ぜない
主食として食べてもらいたい食べ物などに混ぜると、トラウマになって食べてくれなくなります。
それだけは避けたいですね。
騙(だま)さない方がイイ
3歳くらいになると、「これは薬だろ(; ・`д・´)」ってことがわかります。
「お菓子だよ〜」とか「甘いよ〜」とか、ウソをつくと逆効果です。笑
子供の信用を失うので、マズくない薬も拒否するようになってしまいます。
本当のことを告げて、飲めた時に褒めてあげれば、子供は自己肯定感を高めることができます。
ドヤ顔です。笑
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まとめ
苦い薬を子供に飲ませるとき、混ぜ方のポイントは、
@ 酸味がない
A 冷たい(アイス)
B ドロドロ(バナナシェイクなど)
C 牛乳
D 飲めたら褒める
です。
ものすごく苦い薬を「全然苦くないモノ」に変換するのは不可能ですが、
目指すところは、
「なんだかよくわからないけど、おもしろい飲み物」
「ちょっとニガいけど、思ったほどニガくないやつ」
です。
私は毎回、バナナと牛乳をミキサーにかけてバニラアイスと混ぜて飲ませています。
↓子供の反応
飲み始め 「コレ、美味しい!」
(少しずつ後味が苦くなってきて…、飲み終わるころに)
「チョットマズイじゃん!」
気付くと飲み終わっているので、まぁ成功かなと。(;・∀・)
ポイントを追加するとすれば、「なるべく一気に飲ませること」ですかね。笑
最初に「これは薬だよ。」と告げているので、若干構えますが、飲み終われば褒めてもらえることを知っているので、飲んでくれます。笑
いろいろ混ぜすぎて飲む量が多くなると、全量飲みきらないということが起こり得ますので、そこだけ注意しましょう。
子供の好みに合わせて、混ぜるモノを工夫すれば、少しでも飲んでもらえるようになります。(^^♪
諦めないでっ!(≧▽≦)
おわり♪