子供に習い事を続けさせるか悩んだら「一生のお願い」に備えるのもアリ
子供の習い事について、悩みますよね〜。
「どれも中途半端なんだよな〜」って感じになっていても、落胆するのはまだ早いです。
英才教育とか、親としては可能な限り投資してあげたいと考える人が多いところですが…。
私も子供のころは、正直行きたくもない習い事を色々とやらされていました。笑
世の中が取り憑かれたように「習い事」に取り組んでいた時代を生きた世代です。
「ホントはもっと遊びたいのになぁ」
と思いながらも、親にお金を出してもらっている以上、勝手に辞めてしまうわけにもいかず…。
集中力のないまま、なんとなく習い事の時間を過ごしていたので、身にならなかったものがほとんど。(。-∀-)
費用対効果の低さはピカイチでした。笑
私自身は当時、自分からやりたいと思った習い事が特に無かったし、何をやったらいいかわからないままで、考えるキッカケを失っていました。
当時、習い事にかけた代金(月謝)は、通算いくらだったのか考えると、ゾッとします。
心からやりたい事だけやらせたい
今となっては、自分の子供にどんな習い事をさせようかと考える歳になりましたが、子供には習い事を強制しない方針でいます。
今のところ色んなクラブに体験入門させていますが、楽しいものの、
「これが絶対やりたい!」
と思えるものに、まだ出会えていないようです。
そりやそうですよね。
子供はまだまだ友達や家族と遊んだり、一緒にいるだけで全然楽しいし、それが幸せなのですから…。
私が子供だったころを思い返してみても、ただ遊んでいたかったし、その中で学ぶことの方が多かった気がします。
自主性のエネルギーにはかなわない
子供がやりたくてやっていること以外には、特別な効果は低いと考えています。
以前にも、自主性が最強だという記事を書いています。
過去記事
いずれ来る「一生のお願い!」
早めに始めることによって、ある程度上達するようになれば、「とりあえずそこそこ」の器用さを身につけることはできるでしょう。
しかし、私達は経験上、どの子にもいずれ来る「一生のお願い」があることを知っています。(;・∀・)
それは、結構なお金が必要となるケースがほとんどです。
私も学生時代に、この「一生のお願い」を使って親を困らせました。笑
私は当時
「留学させてくれ」
と親に頼み込んだのです。
両親は当初、猛反対しました。
父はガチで、ちゃぶ台をひっくり返しました。
(ノ-`ω-)ノ~┻━┻ いかんっ!!
・・・。
(;・∀・)
テレビでしか見たことなかったので、「ほぉ、やりおったな!」と思ったくらいで。笑
ホントにちゃぶ台ひっくり返す人っているんだなぁ 的な。
でも特に効果はないのでやめましょう。
片づけるのが大変です。笑
まぁ、そんなこんなで、
私の熱意が伝わったのか、諦めて留学させてくれました。
アレは紛れもなく、私の人生における「一生のお願い」でした。
父と母が身を粉にして働いてくれたおかげで、無事に留学を果たせたのです。
この経験から私が思うのは…、
いつかこの子が「心からやりたい」と思ったことに対して惜しみなく投資できる分にとっておきたい。
ということです。
子供が本当にやりたいことに出会った時の「一生のお願い」に対して0,2秒以内に「OK!」と返事してやれる親でありたい。
ということです。笑
今はそれ以外の「親がやらせたいだけで子供にとって興味のないこと」に浪費するタイミングではないのかもしれません。
大人が強制的にお金をかけてインストールしたアプリは、なかなか自発的に起動してくれない…、ようなので。
とりあえず何かを習わせてみることや、体験学習させてみることは重要ですが、、、。
習い事の体験入部はできるだけやった方がいいのは確かです。
しかし、習い事をやっていなくても、何も教えていなくても、子供はやりたいことを見つけてくる時が必ず来ます。
グローバルでスケールの大きい時代ですから、「アメリカに行きたい」とか「ヨーロッパに行きたい」とか大陸横断が前提の話も出るかもしれません。笑
そんな時に、1つだけどんな願い事でも叶えてあげられる親でありたいです。
魔法のランプの精のような存在でありたい。
ドラゴンボールのシェンロンでありたい。
子供が夢を諦めないで済む世界を一度だけでいいから叶えてあげたい。
その後は知りません。笑
勝手にやってくれって感じ。
そのために今やらなくてもいいことは、バッサリと切って、その分を定額で積み立ててあげるのも、一つの方法かもしれないと思っています。
なるべく早い段階から才能を見出して、本人が「やってて楽しいことで食べていける」ようになってもらいたいですが、あくまで本人の自主性によるところが大きいです。
いい大学を卒業したからって、素晴らしい人生が確約される時代ではないですからね。
過去記事
子供が自主的な取り組みで「地頭」を少しずつ鍛え始めたら、親の役目はシンプルに「一生のお願いに備えること」でいいのかもしれません。
おわり♪