誰にもマルチタスクはできない
いつかはマルチタスク(同時に2つこと)をこなせる人間になりたいと思っていました。
でも経験上、実際にはムリだということは直感的にわかっています。笑
なのに、誰しも2つのことを同時にやろうとしてしまいがちですよね。
しかし、
この本を読んで、改めてムダな抵抗はやめて、1つのことに集中すべきだと感じました。
この著者によれば、人は複数のことを同時に処理している(マルチタスク)ように見えて、実は高速で切り替えているだけなんだそうです。笑
人間のタスクは時代と共に増えて複雑になっていますが、本来の能力自体は残念なことに昔から変わっていません。
上手いことマルチ(2つ同時)に実行できている風に思えたときは、「なんだ、マルチタスクいけるじゃん」って思ってしまいがちですが、単に目にも留まらぬスピードでスイッチングしているだけだったのです。
この弊害は時に命の危険さえ招くことを私達は日常の経験から知っています。
例えば、スマホやテレビを見ながら車の運転をしているような感じです。
たまたま上手くできてしまっていると、ヒヤリハット体験(事故にはならなくてもヒヤッとする危険な状態)が重なり、ハインリッヒの法則でいつかは重大な事故を招いてしまいますよね。
※ハインリッヒの法則とは、
1:29:300 という事故が起きる割合のこと
1回の重大事故の中に、29回の中規模な事故があり、その中に300回のヒヤリハットが起きているという法則のことです。
つまり、マルチタスクをこなすことは、生活の難易度を最高レベルに上げている状態とも言えます。
このブログでは、ミニマリズムによって難易度を下げる実験について色々と書いています。
マルチタスクを減らすことによって、1つ1つのタスクに集中することができるという結果を実感しているからです。。
1つのことに没頭できている状態の方が生産性が上がることは確実。
「複数の作業を同時にやること」は、機械の方が得意だし、いずれ機械に奪われる仕事でしょう。
構造的にニガテな事を続けていれば、必ず致命的な失敗をしてしまいますよね。
得意なことに特化し、注力し、没頭し、磨きをかけ、突き抜け、やりたいことをやるべき時代です。( ・`д・´)
結果的にそれが人を助け、世界を少しでも変える方向性を持てば、みんなハッピーなのですから。
この本が、自分の好きなことに打ち込む姿勢を後押ししてくれることでしょう。(´∀`*)
よい1日を♪
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