親の家(実家)を片づける方法

親の家(実家)を片づける方法

 

実家の片付けに成功したので、ノウハウを公開します。(≧▽≦)

 

ハッキリ言って実家の片付けは思っているほど簡単なことではありませんが、「絶対に成功させたい」という強い意志があれば大丈夫です。笑

 

多くの方が乗り越えようとしている 「問題?」 でもありますよね。

 

私も実際に直面して「戦争」をしかけてしまった実体験の失敗も含めて、失敗しない片付け方法を提案させていただきます。

 

実際に、現時点で「戦争状態」に陥っている人でも大丈夫。

 

未来は明るいのです。笑

 

 

まず本人がどのくらい片づけたいと思っているのか

 

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1ミリも片づけたいと思っていない人と、この話をするのはムダなのでやめた方がいいです。

 

下手すると親のこれまでの生活を全否定するかのように受け取られる可能性があるので、お互いにとても傷つき、時には縁を切るような話にまで発展しかねません。

 

「片付け」については、学校の授業で習ったものではなく、各家庭で温度差があります。

 

なので、「片づけ」をめぐってケンカをするのはナンセンスです。

 

 

学校では教えてくれない「片づけ・断捨離」のこと

 

 

片付けをアシストする人(あなた)が片付いている必要がある

 

片付いていない人がアドバイスしても何の説得力もありません。

 

サッカーで例えるなら、ゴール前でパスを出す人がシュートをしたことがなければ、どこにパスを出したらシュートしやすいかがわかりません。

 

ミニマリストとまではいかなくても、

 

実際どのくらい時間がかかるか

 

どれくらい楽しいか

 

どんなメリットがあるか

 

について知っている必要があります。

 

 

まず絶対にやってはいけないNGなこと

 

いきなり訪ねて捨て始めてはいけない。

 

お金を払っていきなり「業者」を呼んで実家に乗り込まないでください。笑

 

マジで戦争がおっぱじまります。

 

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「片付け」をテーマに争ってはいけない

 

片付けは生活を良くしてくれる手段であり、親子の関係を引き裂く手段ではあってはなりません。

 

「論破」しない

 

論破できても論破しないようにしましょう。

 

論破しようとしたあなたに対して、その時は「うん、それいいね。わかったよ。」と親の方がオトナになって一歩ひくかもしれませんが、後々反発を強めて逆にモノが増えてしまう結果になりかねないからです。

 

あくまで自発を促すことができるかどうか。

 

 

自主性に勝るエネルギーはない 〜自主行動のススメ〜

 

 

最終的には明らかな説得交渉になる。

 

説得術」 を最大限駆使する必要があると肝に銘じましょう。

 

はっきり言って実家を片づけるのは簡単なことではありません。

 

そりゃあ少しはモノが減らせるかもしれませんが、何のテクニックもなく実施すれば中途半端なところで止まってしまうでしょう。

 

例えるなら、立てこもった犯人を説得するくらい難しいことです。笑

 

 

 

 

そこで、

 

D・カーネギー著書「人を動かす」から引用します。

 


 

もうこのくらい大きな話です。笑

 

絶対動きそうもないものを動かすつもりで…。

 

慎重にやりましょう(≧▽≦)

 

以下の青文字部分は引用です。

 

 

「議論に勝つ唯一の方法は議論を避けること」

 

論破しようとしない。

 

 

議論になると親にとっては「自分のことを否定している」と受け取りますので必ず殻にこもってしまいます。

 

全く聞く耳を持たなくなってしまい、和平交渉にもなりません。

 

互いに意地を張ったまま関係が悪化して終了です。

 

 

「教えないふりをして相手に教え、相手が知らないことは、忘れているのだと言ってやる」

 

 

「使ってないじゃん!捨てなよ!」 ではなく 「これあるの忘れてたね…。もう古くなってるねぇ…。」

 

 

「人に物を教えることはできない。自ら気づく手助けができるだけだ。」

 

 

まさにこれです。

 

「片付けに誘導すること」、「片づけのメリットに気づかせること」 が全てです。

 

極端な話をすれば、最近テレビでも話題の「ゴミ屋敷」の住人は、裁判所の強制執行が行われるまで何も変わりません。

 

もちろん全て処分された後も再びモノを集めます。

 

私も地元のゴミ屋敷問題に接したことがあります。

 

(完全な興味本位でボランティアさせていただきました)

 

成功した事例は唯一「ゴミ屋敷の住人をめちゃ狭いアパートに引っ越しさせた」ときだけです。

 

強制力をもってしても、本人が変わらなければ意味がないのです。

 

 

「できれば、人より賢くなりなさい。しかし、それを人に知らせてはいけない」

 

あなたは親より片付けをマスターしていると思います。

 

そこは自信を持ってください。

 

そして「片づけ」は人生を変えます。これは事実ですのであなたは間違っていません。

 

「老いては子に従え」なのです。

 

しかし、

 

「ものは言いよう」です。

 

こちら側が「老いては子に従え」と思っているなら、親はあなたのことを「何歳になっても子供」として見ています。

 

あくまで親を尊重しながら事を進めるのが本当のオトナ。

 

 

「相手にしゃべらせる」

 

説得しようとする場合、自分ばかりしゃべりがちになりますが、いくらあなたが正しいことを言っていても相手はやはり「論破されいる感」 を持ってしまうでしょう。

 

そうなれば説得むなしく反発だけ抱いて、もっとヒドイ結果を招きます。

 

説得を始めても、相手が意見を言っているときは、とにかく黙って聞く。

 

親はあなたからしたら「片づけられない言い訳」を並べます。

 

しかしそこはグッとこらえて全て聞きましょう。

 

子の 「オトナな態度」 と、自分自信の矛盾した意見(片づけられない言い訳)にやがて屈服します。笑

 

屈服しても「ほれ見たことか」 とトドメをさしてはいけません。笑

 

「でも私も間違っているかもしれないから…。お母さん(お父さん)がやりたいようにすればいいんだけど。いくらでも手伝うよ。」というスタンスでいましょう。

 

 

 

意外と効果的なこと

 

家の各部屋の写真を撮る

 

 印刷して渡す。

 

客観的に写真で見ると「いかに片付いていないか」、「いかにモノが多いか」 を痛感できます。

 

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「え?…これウチ?」ってなります。笑

 

丁寧なアルバムにして渡すのも効果的。

 

ビフォーアフターが分かるので片付く実感がある。

 

ビフォーを「二度と戻りたくない過去」として認識してもらえる。

 

渡すとき、「ほれ見ろ」 という感じで渡してはいけません。笑

 

犯人に証拠を突きつける取り調べではないのですから。

 

終わってみればいい思い出としてビフォーを振り返られるようにしましょう。

 

リバウンドも防ぐことができます。

 

 

片付いている部屋の画像を見せる

 

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明らかに新築のオシャレな部屋ばかり見せないように気を付けましょう。

 

最近はリノベーションなどで古い日本家屋で片付いた部屋を公開している人も多いです。

 

なるべく実家に近い造りで片付いた部屋の写真などを見せると刺激になります。

 

 

具体的な手順はこう

 

期間で分ける。

 

 

ミニマリズムについて関心を持ってもらえるようにあらかじめ仕込んでおく。

 

「最近こーゆーのが主流なんだよ〜」という感じで。

 

「流行っている」という表現を使うと、若い一部の人たちの流行で一過性のものと思われてしまいます。

 

世間一般的に「みんなそうしている」「まだやっていないの?」と思ってもらえるような表現を使いましょう。

 

新しいもの好きや、見栄っ張りな性格の親であれば、先駆者的な存在になれることを暗に示すとノッてくることもあります。

 

親の知り合いで既に断捨離している人がいれば、許可をもらって家の中を見せてもらうと効果的です。

 

必ず得意気に見せてくれます。笑

 

 

絶対に言い争いやケンカは避ける。

 

少しでも反発し始めたら1歩引く。

 

既存の生活への概念を大きく変えるには誰しも勇気と時間が必要だからです。

 

いくら「いい場所があるから」と言っても長年住み慣れた我が家を引っ越すのには相当な決断が必要なのと同じです。

 

本人も「明らかに今より良くなる」ことは頭ではわかっていても、1歩を踏み出すには時間がかかります。

 

あなたの実家を「片づけたい」と思っている人はこの世に、子である「あなたしかいない」ことを肝に銘じましょう。

 

あなたの心が折れたり、親の反発を招いてしまえば、実家は一生片付かないのですから。

 

 

親にとっての片づけるメリットを知ってもらう

 

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自分にとっての片付けのメリットと親にとってのメリットは少々違いがあるこを認識しましょう。

 

・孫や子が遊びに来やすくなる

 

・いつお客さんがきても大丈夫

 

・友達を呼べる家になる

 

・探す手間がはぶける

 

・災害に強くなる

 

・新しい自分になれる

 

・ボケ防止になる

 

・本当にモノを大切にすることができる

 

・運気が上がる

 

・「遺品整理」より「生前整理」

 

 

 

 

じゃあ、どれくらいの期間で成功するのか?

 

 

期間を定めて実践すると落ち着いて取り組めます。

 

 

 

@ 前説期間

 

 

事前に片付けに関するメリットや最新の情報や便利グッズなどについて話をしておきましょう。

 

この段階では何一つ捨てる必要はありません。

 

何もしなくても時間をかけてこの前説が徐々に効いてきます。

 

人の脳は受け取った情報について、特に取り組んでいなくても勝手に「あーでもない、こーでもない」と考えてくれているからです。

 

参考ページ

 

つまり親に片付けの予習をさせておくだけの期間です。

 

親の脳が日々の生活を通じて勝手に片づけのメリットと、自分が片づけたらどんなに素晴らしいことになるかを考え始めます。

 

 

 

A お試し実施期間

 

 

何でもいいからとりあえず捨ててみるのと、モノが少ない環境を体験する期間です。

 

あなたの片付いた家に数日宿泊させてみたり、一緒に旅行に行ったり。

 

トランク1つでホテルで過ごす体験をすることで、モノが少ないメリットと片付けやすい環境のメリットを実感することができます。

 

参考ページ

 

あくまで「たまたま旅行に行くことになった」ということにしましょう。

 

ホテルの部屋を見ながら「ほら!モノが少ない方がいいでしょう!」なんてこと言わないでください。

 

おっぱじまりますよ!

 

戦(いくさ)です戦。

 

そのままケンカ別れになります。

 

「スッキリとした旅行がとても楽しかった」、「とても美味しかった」というイイ思い出になるからこそ効果的なのです。

 

 

 

B カウンセリング期間

 

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親の気持ちをそっと聞いてみましょう。

 

「今やりたいことある?」ってな感じに。

 

深層心理のテスト風に、「今やりたいことを3つ答えて」 というのもオモシロそう。

 

「そうねぇ…、〇〇と、〇〇と…、あと片付けかなぁ…。

 

これは日本人特有の深層心理ですが、なぜか「3番目に一番やりたいことを答える」というものです。笑

 

ここまで来ればあともう少しです。

 

心の中でガッツポーズしましょう。(^^♪

 

 

続いて、「片づける程度」 について確認します。

 

どの程度片づけたいのかです。

 

ちょっとだけゴミを出したいのか、ミニマリストになりたいのか。

 

その程度によって、実施期間と人手が必要かどうかの判断をします。

 

具体的には、どの部屋をどんな感じに片づけたいのかをイメージしてもらいましょう。

 

画像があれば、「こんな感じ」 と具体的な程イイです。

 

ビフォーの写真を撮っておいた方なら、このビフォーをこのアフターにするという具体的な目標になります。

 

部屋の見える位置に目標とする部屋の写真を貼っても効果的ですね。

 

注文住宅を建てた経験のある方ならわかると思いますが、工務店やメーカーとの打ち合わせみたいな感じです。

 

とてつもなく手間がかかりますが、とても楽しい作業です。

 

「全面的に私がバックアップするから安心してね。」 と伝えます。

 

さらに協力者がいればその人にも「このビフォーをこのアフターにしたい」と親の前で一緒に確認しましょう。

 

そうすることで「公約」になるので、もう後には引かない固い決意表明になります。

 

片付け宣言 です。

 

親のやる気次第では、お金がかかりますが「業者」を手配した方が賢明です。

 

トラックに積んでどんどん持って行ってもらった方が作業がはかどるし、時間も短縮できます。

 

 

 

C 片付け期間

 

 

いよいよ実行するとき。

 

片付け大会の始まりです。

 

ワクワク、ドキドキですが、ここでもあくまで親を尊重しながら慎重に進めましょう。

 

ポイントは「早朝から始めること」

 

そして「片づける順番を間違えない」ことです。

 

参考ページ

 

まず、ゴミがたくさんあるならゴミから。

 

そして服 → 本・食器 → 家具 → 思い出品

 

という順で親の断捨離力 (判断力) を徐々に高めながら進めていきます。

 

注意すべきは、「今回1度では決して終わらない」ことを肝に銘じておくことです。

 

親を焦らせてしまったり、ここまできてケンカしていては何の意味もありません。

 

業者の人や手伝ってくれる協力者も困ります。

 

「これ、まだ使えるかな…。」と親がつぶやいたら、あなたは「…。」 間を与えましょう。

 

1分や2分与えてもいいじゃないですか。

 

使った時間が長いモノほど思い出を回想する時間がかかるのです。

 

この作業を飛ばしても捨てることはできません。

 

「やっぱりそれは捨てない!」みたいなことになります。

 

親自身が回想を終了していないモノは理由を聞いても「いいのっ!これは捨てないの!」ってことに…。

 

不穏な空気が漂います。笑

 

「第2回片付け大会」 で捨てればいいのです。

 

 

捨てるときは、「ありがとうございました」 と感謝して 「美しく捨てる」 姿を見せるように心がけましょう。

 

もし、あなたが親のモノをポイポイ無造作に捨てていたら、やはり心が痛みます。

 

いきなり中断する可能性だってあります。

 

あなたは親より片付けをマスターしているのですから、「できるオトナの背中」を見せましょう。

 

親は安心してモノを手放します。

 

そして、目標を見失わないように時々写真を見ましょう。

 

黙々と捨て始めたらこっちのものです。

 

第1回大会が無事に終われば、第2回、第3回は楽勝です。

 

すでに明確な成功体験を積んでいますし、生活のメリットも実感できているころなのでスムーズです。

 

たとえ第1回があまり進展しなかったとしても落ち込むことはありません。

 

ただし、

 

「これどうする?」に対して「それは捨てないで」と言ったら絶対に捨てないでください。

 

あなたが 「捨てないで」 と言われたモノまで捨ててしまったら、親はだんだん不安になってきて、やはり中断されるおそれがあります。

 

1度は「捨てないで」と言ったモノでも、ある程度時間を空けて、「これどうする?」とまた聞いてみましょう。

 

前は 「捨てない」 と言ったのに、脳の中で自動的に回想が終わったモノは 「それ捨てていいよ」 と言ってくれます。

 

 

すべてはイイ思い出のために

 

実家の片付けは、あなたにとって

 

「忍耐」

 

です。

 

しかし、すべて無事に終わりさえすれば家族のいい思い出になっています。

 

実家は快適な方がイイに決まっています。

 

この世にあなたの実家を片づけたいと思う人は「あなた」しかいないのです。

 

親の健康のためにも強い意志と正しい手順で臨みましょう。

 

健闘を祈ります。

 

 

 

おわり♪

 

 

 

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