「減らす」目的
「減らす」ことの本当の目的について考えます。
片付けが進み、身の回りがスッキリ片付いて生活が快適になると、捨てていく作業が快感になっていきます。
この時の状態は、未だ
「捨て」のための「片づけ」
です。
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モノが最小限になってくると、そのクリーンな状態を維持したくなるため、
モノを増やすことに抵抗を感じます。
ショッピング中にも「ムダ買いしなくなった自分」を称賛する一方で、
「コレ欲しいけど、またモノ増えちゃうよな〜」
と考えている自分がいることに気づきます。
「せっかくキレイにしたからモノを増やしたくないな…」って。
しかし、これは自然なことであり、新しくモノを買うことが悪いことではありません。
「片づけ」と向き合ってきたことで、ムダ買いしてきた過去の自分を「悪」と位置づけがちですが、これは違います。
「捨て」が落ち着いてくれば、人のキャパは広がるので、意図せずモノはまた少し増えて当然なのです。
このとき、「またモノが増えてしまった〜。」「結局自分は片付けられない人間なんだ〜」と嘆く必要はありません。
「減らす」を通じて、新しいことに挑戦する自分になれた証拠
新たにモノが欲しくなったっていいんです。
それだけ「減らす」を通じて自分自身のキャパが増えたのですから。
片付けの先には、新しい自分にチャレンジする余裕が待っています。
手放した趣味の数だけ、新しい趣味ができたっていいじゃないですか。笑
モノより思い出を選ぶことができる人生を
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モノを持たないことにこだわって生きるために手放してきたわけではありません。
モノに左右される人生から、脱出するための「捨て」だったことを思い出しましょう。
身軽になったアナタは何を買うのも自由。
どこへ行くのも自由。
それを目指してきたのです。
そしてまた、いつでもモノを手放して身軽になれるのです。
おわり♪
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