「もっとラクしたい」が「もっと良くしたい」につながる
「怠けたい」とか「ラクしたい」と声に出すと、「がんばってないヤツ」みたいなレッテルを貼られそうですよね。(≧▽≦)
だからなかなか声に出せないし、
「ラクする方法なんか考えるもんじゃない」
みたいな風潮になってきちゃいます。
しかし、結果だけみると、世の中に革命や発展をもたらしたアイディアは、どれもコレが源になっていることに気付きます。
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アイディアを出した本人は、「もっとラクしたいから発明した」なんてことは、なかなか言いませんし、開発する過程は過酷な道のりだったと思います。
でも、追求しているのは、「もっと生活を便利にしたい」とか、「もっと簡単(シンプル)にしたい」ということ。
逆に、「もっと複雑で困難にしたい」なんてアイディアは、世の中を便利にしませんし、誰も求めていません。
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今、急速に開発が進んでいる「車の自動運転」などがイイ例で、自動運転の技術が確立されれば、車を所有する必要がなくなるとも言われています。
都内でカーシェアリングが行われているように、スマホか何かで車を呼んで、一番近い車が私達のもとへ自動運転で駆け付ければいいだけの話。
なので、ムダな駐車場も必要なくなりますし、「運転免許」という複雑なシステム自体が不要になり、「事故処理」の手間まで断捨離できちゃいます。
つまり、みんなラクできる。(*´▽`*)
聞こえは悪いようですが、生まれる結果は同じ。
「ラクするために工夫する」ことで、世界が平和になります。
まずは日常からシンプルに
世界が大きく変わろうとしていても、自分の頭の中は、なかなか変わりません。
生活をラクにするために、何を頑張っていますか?
それは、「お金を稼げば楽になる」ということではありません。
お金をいくら稼いでも、物事を複雑にしてしまう思考でいる限り、生活はラクにならないからです。
それどころか、不要な「モノ」や「事」は増え続け、やがて「余分」が引き起こすトラブルに足元をすくわれる時が来てしまいます。
具体的に「足元」の話をします。
階段に置いたモノに、足をとられた経験はありませんか?
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階段は単に「上り降りするための段差」です。
収納ではありません。
もっと思考をシンプルにしましょう。
「たかがモノ。」
「たかが掃除や片付け。」
と軽く見ていると、日常はどんどん複雑になるばかり。
トラブル(厄病神)が付いてまわる生活になってしまうので、足元からシンプルにしていきましょう。
「もっとラクしたい」を明確にする
例えば、次のように考えてみてはいかがでしょうか。
「掃除をラクにしたい」
↓
ホコリや汚れが溜まる要因自体を断捨離する。
「管理をラクにしたい」
↓
管理するモノ自体を最小限にする。
「やりたいことだけをしたい」
↓
「やらなくてもいいこと」を最小限にする。
思考自体をシンプルにしてしまうと簡単ですね。笑
まとめ
「もっと改善したい」という前向きな動機でも、「もっとラクしたい」というやや後ろ向きと思える動機でも、「良くするための工夫」につながる。
動機は何であれ、より明確にするだけで、自分の環境は劇的に変化する。
「変わる」ことに抱く感覚は「抵抗や怖さ」があるけれど、
「変わらない」ことがもたらすのは「支障と不便さ」。
今までもこれからも、変わっていくしかないから、私は自分の意志を明確にしておきたいと思う。
よい1日を♪
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