「潔さ」(いさぎよさ)の足を引っ張るのは、「モノ・事」
ミニマリストになってからというもの、「潔さ」(いさぎよさ)について考えるタイミングが多々あります。
「潔い」を辞書で引くと、
「思い切りがいい」
「さっぱりしている」
「未練がましくない」
という意味です。
何かを断捨離するとき、私の中では、「コレを手放すことは、どれくらい潔いのか」と考える基準にもなっています。
捨てる時の爽快感が強いモノは「潔さ」もかなりの高次元で実感できるんです。笑
「捨てのK点超え」は、まさにそんな感覚。
参考記事 「捨てのK点越え」がもたらす好影響
「新しい自分」になる感覚を強烈に味わうことができます。(≧▽≦)
「潔さ」は私達を自由にする
どうしたら本当の自由を手にすることができるのかを考えたときに、「潔さ」は必要不可欠な要素です。
休暇をとって、いくら優雅なバカンスに出かけたところで、本当の自由はなかなか感じられません。
頭の片隅に何かが引っ掛かったまま、なんとなく時が過ぎていくような…。
休暇が終われば、モノや事に忙殺されていた時間に戻らなければならないので、心のどこかで常にその様子が思い浮かんでしまい、不安とストレスが付きまといます。
せっかくの休暇やバカンスが「不幸の一時停止」でしかないなんて、残念なことです。
シンプルに「今この瞬間の充実感」に生きる
余分なモノや事の管理を断捨離してしまえば、目の前のことに集中できるので、「今現在」が充実します。
人は常に何かしていなければ落ち着かない生き物ですので、絶えず何かの情報を見たり、モノを手に取っていますよね。
その多くが「余分」だとしたら、人生の大半の時間が忙殺されていることになります。
これは私達が悪いのではなく、周囲にありすぎる「モノ・事」が時間を奪っているにすぎません。
元々は誰もが「潔く」生まれてきた
生まれたばかりの時は誰もが何も持っていませんでしたし、何の情報もありませんでした。
赤ちゃんはシンプルに「泣く、食べる、寝る」しかできません。
元々は誰もが持っているこの「潔さ」ですが、「モノ・事」が増えるにしたがって複雑そうに見えるようになっただけです。
「やりたいこと」が人を動かしている
人は「やりたいこと」でできています。
今までの人生で、やりたい事に没頭した時間分が、「お気に入りの自分」を形成してきた部分でもあるでしょう。
言われてやったことよりも、「自主的にやったこと」が自分自身を作っていると感じます。
参考記事 自主性に勝るエネルギーはない 〜自主行動のススメ〜
ブレてもいい、ただ悔いのない人生を送りたい
人生や自分自身のキャラって、ブレてもいいと思うんです。
誰もあなたのことなど気にしていませんし、「キャラ」を気にして守っているのは自分だけだったりします。(;・∀・)
昨日までと全然違う自分でいい。
「一所懸命」という時代はもう終わりました。
どんどん変化して、やりたいことができるようにすればイイだけです。
自分の可能性を限定する必要はありません。
誰もが自分の好きなこと(得意なこと)を伸ばしていった方が、結果的に世界も良くなります。
限定された小さな範囲でガマンしながら生きていくよりも、世界の「壁」がなくなってきた今だからこそ、誰でも好きな事で活躍できるときです。
変化することは失敗することでもありますが、どれだけ失敗できるかによって経験値は上がっていきますし、自分のやりたいことが見つかる可能性も高まります。
重要なのは、余分だったり、失敗だったモノや事に執着して保管せず、どんどん手放していくことです。
モノや事に忙殺されるくらいなら、全部捨てて「飾らない自分」を生きれば、すぐに新しい自分に生まれ変わることができます。
モノは大半がイタイ
今、身に着けているその「飾り」は、数年後には「イタイ飾り」に変わっているかもしれません。
流行りすたれがありますし、より優れたモノが生まれてきます。
「モノが少ない生活」をしている人はまだまだ少ないですが、いずれモノを持ちすぎているライフスタイル自体が「イタイ」ことになったら、そのときアナタは堪えられますか?
石器時代の石器を普段使いしている人はいませんよね。笑
写真に写った部屋の置物や、たいそうな首飾りなど、数年経っただけでイタイい経験があります。笑
結局、モノはその時代に取り残されていくので、時間とともに風化していくからです。
モノを管理するのは、「どうでもいい事」だと思えたので、やめました。
まとめ
「ブレてもいい、ただ悔いのない人生にしたい。」
私は、極端にやりたい事ができるライフスタイルを追究していこうと思っています。
その土台として、「どうでもいいモノ・事」を可能な限り減らす取組みを実行中です。
どの時代の偉人にもミニマリストは多く、「ミニマリズムと共に生きた人」が持つ「潔さ」に魅せられます。(*´▽`*)
よい1日を♪