「お残しは許しません」理論がもたらす弊害

「残さず食べる」は誰も幸せにしない

 

20代の頃まで、「お残しは許しません」とか、「もったいないオバケが出るよ」という幼い頃からの教えに沿って、米粒1つ残さず食べていた世代です。

 

しかし、今となっては、日本や先進国の食生活はどこも飽和状態ですよね。

 

 

お金を出せばいくらでも大盛りにできたり、食べ放題プランなどのブッフェスタイルが主流だったり。

 

 

仕方なくガッツリ食べてブクブクと太っていく…。

 

そして痩せるために悩んだり、病院に通う始末。

 

 

これって、いったい誰のためなのでしょうか?

 

 

戦時中は食べ物が足りていなくて「食べられないかもしれない」という強迫観念から、残すことがタブーになっていましたが、今はその逆で、食べ過ぎからくる肥満が人々を苦しめています。

 

 

 

 

 

よく知られる肥満度と死亡率のグラフを見やすくすると、このようなU字曲線を描くことは有名ですね。

 

痩せすぎても、太り過ぎても死亡率は高まります。

 

必要な量を超えて食べ過ぎれば素直に体は肥満になりますし、その反動で「痩せなければ」という強迫観念から極端なダイエットを続けたり、肥満からくる病気で体を壊して痩せ過ぎてしまうことで、再び死亡率が高まってしまうというワケです。

 

 

 

全部食べて「困る人」はいても、「喜ぶ人」はいない

 

 

結論から言うと、あなたが残さず食べて喜ぶ人は誰もいません。

 

それなら、ちゃんと「これ、おいしいね!幸せだよ。」と、作ってくれた人に声に出して伝えましょう。

 

作った人は、その方がずっと嬉しいですし、その場にいる全員の幸福度を上げる効果があるんです。

 

 

参考記事

 

 

作った側からすれば、作り過ぎた分まで無理して食べてくれても全然嬉しくないし、逆に申し訳なくなります。

 

 

出された食べ物を全て完食する生活を続けていたら、確実に肥満になり、糖尿病や高血圧、心筋梗塞や脳梗塞などの病に倒れて自分はおろか周囲に迷惑をかけるのがオチです。

 

 

 

初めてのお店では足りなかったら追加するスタイルで

 

 

出してくれた食事や、自分で注文した物を残すのは確かに気が引けます。(;・∀・)

 

初めて行く場所だと、どれくらいの量の食事が提供されるのかわかりませんよね。

 

なので私は足らなかったら追加で注文するスタイルにしています。

 

例えば、今どきほとんどのお店で半ライスが存在します。

 

半分で注文しておいて、足りなかったら追加するという感じで。

 

食堂のお姉さんを喜ばせたい一心で、あなたがただやみくもに完食を目指すことには、何の将来性もありません。

 

作る側はそもそも、「足りなかったらいけない」という考えから、とうてい食べきれない量を余分に作り、結果的には大量に廃棄しています。

 

廃棄された食料は家畜の飼料になったり、肥料として使われるなど、心配しなくても常に再生しています。

 

私達は、より健康に生きるために、自分に必要な量をシビアに見極めていればいいのです。

 

 

「作ったら全部食べてもらえる」ということは、「適量に減らす」という選択肢を奪うことになるため、「作り過ぎ&食べ過ぎ」の悪いスパイラルを生む結果に…。

 

家庭で作る量としては、「足(たる)を知る」という言葉のとおり、ピッタリ適量か少し足りないくらいが健康的な量なのでしょう。

 

 

 

 

「超少食」で健康を目指す

 

photoAC

 

 

私は現在、「超少食」を夫とともに実践中です。

 

普段は昼食のみの一食で生活しています。

 

 

参考記事

 

 

そんなに食べなかったら栄養失調になってしまうのではないか、と思われますがまったくそんなことはありません。

 

それどころか、毎日のお通じは良く、意外にも筋肉は落ちずに、ムダな脂肪だけが落ちています。

 

 

日中に眠くなってしまうこともありませんし、「買う」、「作る」、「食べる」、「休む」の時間を断捨離できます。

 

 

一日でも2食減っただけでかなりの時短になるのに、1年や一生分に換算したら、どれほど有益なことでしょう。

 

 

もちろんお金も貯まります。

 

 

その分、一食に注力しておいしい物を食べるなど、グルメになることも可能です。

 

 

 

まとめ

 

 

他人が任意に決めた量の食事を残さず完食することに意味はないですね。

 

それが明らかに空気を読むべき相手や会食であれば、確かに一度は無理してでも完食すべきかもしれなませんが、それ以外ではお互いに何のメリットもありません。

 

もくもくと完食を目指すより、「美味しい!」、「幸せ!」を声にだしましょう。(*´▽`*)

 

 

そもそも1日に3回も食べるなんて、誰が決めたルールだったのか…。

 

「お残しは許しません」という言葉は、あまりにも傲慢過ぎてタブーになってしまうことでしょう。

 

 

 

おわり♪