犯罪被害をミニマムにするというリスクマネジメント

犯罪被害をミニマムにするというリスクマネジメント

犯罪被害をミニマムにするというリスクマネジメント

 

リスクマネジメントとは、

 

リスクを管理して、損失などの回避や低減をはかるプロセスのことです。

 

 

犯罪被害に遭うことも、人生における大きなリスクの1つと言えます。

 

できれば、「犯罪は自分には関係ない」と思いたいところですが、長い人生において、犯罪被害のリスクは背中合わせですよね。

 

日常の些細なトラブルがとんでもない事件に発展したりすることもあります。(;・∀・)

 

 

犯罪被害から受ける身体的・精神的・時間的な損害(苦痛)は、犯人が捕まったところで、すぐに請求できるものでもなければ、完全に回復できるものでもありせん。

 

 

気の遠くなるような手続きは、警察や弁護士などの機関がやってくれるにせよ、本人が受けた苦痛は、本人が向き合って膨大な時間をかけて解決していくしかないからです。

 

 

エグい話はしませんので安心して読み進めてください。笑

 

日常に巻き起こるトラブルが、どのように発展するかを見てみましょう。

 

 

 

たかが自転車一台で巻き起こるゴタゴタ

 

 

 

学生のころ、通学に使っていた自転車を盗まれたことがありました。( ̄д ̄)

 

私の不注意で、鍵をかけなかったのです。アチャー

 

 

自分が不注意だったのが悪いにもかかわらず、相当な憤りを感じたことを覚えています。( ゚Д゚)ダレダァ!コラァ!!

 

 

本当に腸(はらわた)が煮えくりかえるような気持ちでした。

 

この時に初めて、「腸が煮えくりかえる」という言葉を覚えました。笑

 

 

悪いのは自分なのに、それからすれ違う人全員が怪しく思えて、とても心が不健康であると感じたものです。( ゚Д゚)オマエカァ

 

当時、もちろん親にもかなり怒られました。

 

新しい自転車を買ってもらうまでの間は徒歩だってので、「もう!マジ最悪!」「チョベリバ!(古い)」って…。

 

チョベリバとは、「超 very bad」の略で、当時流行していた言葉です。笑

 

こんなこと言っていた自分もイタイ…。

 

 

さらには、自分が悪いのだから警察に被害届を出したら迷惑なんじゃないかと思い、そのままにしていました。

 

それから数ヵ月が経ち、新しい自転車で学校へ通学していると、先生に呼び出されたのです。

 

 

 

先生:「おまえ、自転車盗まれたのか?」

 

 

 

私:「え、あ、はい…。」

 

 

 

先生:「何で早く届け出しないんだよっ!」

 

 

 

私:「いや…、その、自分が鍵をかけ忘れたのが原因だから悪いと思って…。

 

 

 

先生:「…。おまえの自転車を今乗っているのはうちの生徒らしいぞ…。さっき警察から連絡があって、乗ってる人が違うから、問い詰めたら、放置してあるのを乗り出しちゃったんだとかで…。」

 

 

 

私:「え…、そんなことになるの?…。」 (;・∀・)

 

 

 

 

放置してあるチャリでも乗り出せば犯罪!

 

 

illustAC

 

 

つまり、私の自転車を盗んだ犯人が、どこかへ乗り捨て、放置されて乗り継がれるうちに、ウチの生徒が乗り出してしまったということだったのです。

 

 

この犯罪に絡む登場人物は、

 

被害者 = 私

 

私から盗んだ人 = 窃盗罪の犯人

 

放置してある自転車を乗り継いだ人たち = 占有離脱物横領罪の犯人(何人いるかは不明)

 

最終的に捕まった同じ学校の生徒 = 占有離脱横領罪の犯人

 

というわけです。

 

 

占有離脱横領罪とは、

 

遺失物、漂流物その他占有を離れた他人の物を横領することです。

 

 

つまり、落とし物や放置された物でも、警察に届け出ることなく、持ち去って自分のものとして使えば罪になります。

 

わかりやすい例で言えば、落ちている財布を拾って、届けずに自分のものにしてしまうようなことです。

 

 

 

私が鍵をかけ忘れなければこれだけの犯罪行為は1つも行われなかったわけです。(;・∀・)アチャー

 

あるいは、盗まれてすぐに被害の届出をしていれば、乗り捨てられて放置されている自転車が発見され、最初の窃盗罪の犯人以外の犯罪は存在しなかったことになります。

 

つまり、私のもとに自転車は最短で戻ってきたかもしれないし、同じ学校の生徒が犯罪を犯すことはなかったわけですね。(;・∀・)アチャアチャー

 

 

たかが自転車の鍵をかけなかっただけで、こんなにもゴタゴタが起きてしまいました。

 

警察の人から自転車を返してもらいましたが、もはやボロボロの状態で見るに耐えないというか、

 

「自分の自転車に、いままでいったい何人の犯人が乗り継いできたのだろう?」

 

「自分の自転車に乗った犯人によって、他にどんな犯罪が敢行されたのだろうか?」

 

「どんな被害が生まれてしまったのだろうか?」

 

 

実際のところはわかりませんが、そう考えるだけで、かなり落ち込みました。

 

自転車を見ると、とてもかわいそうに思えてきたのと同時に、「何に使われたかわからない」という事実が「なんだか怖い。もう乗れない。ごめんなさい。」と、さらに自分で自分を責めることになりました。

 

 

 

防犯意識の低さが犯罪を連鎖させる結果に

 

この経験からわかったことは、ありがちな不注意が原因の犯罪被害でも、周囲にも犯罪被害を助長してしまうおそれがあるということです。

 

私から自転車を盗んで乗り捨てた真犯人は、「これくらいチョロいぜ!」と思ったことでしょう。

 

この犯人は、「自転車を盗むのは簡単」と思ってしまったことで、また必要になったときに自転車を盗むことなど、何とも思わなくなってしまいます。

 

確かに、「私が犯人だったら」と考えてみると、1つの犯罪が成功さえすれば、「よし、もう1件イケる!」みたいな変な自信がついてしまい、悪いことをしているという意識がだんだん薄れてきてしまうでしょう。

 

常習の万引き犯のように、罪の意識はだんだん薄れ、エスカレートしていくことは目に見えています。

 

最初は「ガム1個」万引きするのに心臓が破裂しそうなほどバクバクしていた犯人も、しまいには「カートごと盗んでいく」みたいな…。

 

illustAC

 

そりゃバレるでしょ…。

 

 

自転車は誰にも身近で手軽な存在なので、例に出しましたが、もう一つ身近なものに、ケータイのカメラによる犯罪もあります。

 

 

参考記事

 

 

ケータイのカメラが普及したことにより、便利さを手にした反面、誰もが犯罪と距離が近くなってしまいました。

 

理性の強い人でも、犯罪との距離感によっては、一瞬にして犯罪者になってしまう具体例です。

 

明日は我が身。

 

 

できることなら、そのような機会を最小限にしたいですね。

 

 

 

犯罪被害をミニマムにするメリット

 

・嫌な思い、悔しい思いをしなくて済む

小さな被害でも、必ず悔しい思いをします。

 

変に被害者意識が強まって、他人や物に八つ当たりしてしまうリスクもミニマムに。

 

 

・身体的、精神的損害が少なくて済む

たとえ補償してもらえる保険に入っていても、完全に回復はすることは不可能です。

 

 

・事件の処理にかかる時間を短縮できる

事件にかかる膨大な時間をミニマムにすることができます。

 

警察や弁護士も被害者を疑うわけではありませんが、「信ぴょう性」(被害者が言っていることが正しいかどうか)について何度も同じことを聴取されます。

 

裁判を前提に動いているので、当然と言えば当然です。

 

被害者の申し立てで、人間一人を拘束する可能性があるわけですからね…。

 

 

・犯罪の連鎖を防げる

1つの犯罪が次の犯罪へつながる連鎖を断つことができます。

 

 

 

まとめ

 

一人一人が犯罪被害のリスクをミニマムにすることで、自身の平穏が保たれるだけでなく、社会全体の安全につながることがわかりました。

 

 

被害者にならないため、犯罪行為を起こさせないために、私達一人一人にできることがあります。

 

一度きりの人生、大好きな事に時間を使えるように、犯罪被害に忙殺される時間をミニマムにしたいですね。(*´▽`*)

 

 

 

おわり♪