新型リーフの試乗結果【2017年10月】

新型リーフの試乗結果レビュー

 

 

 

「ブッ飛ぶ準備はできてるかい?」の新型リーフに試乗しました。

 

これは本当にスゴイことになってます。(≧▽≦)

 

先代のリーフも発売当初から試乗していたのですが、今回ばかりは本気で欲しいと思ってしまいました。

 

というのも、大きな理由はやはり

 

・後続距離が400kmに伸びた

 

・イーペダルでブレーキ操作がほぼ不要

 

・自動運転で長距離運転が楽になった

 

という部分が一番大きいです。

 

 

CMでもやっている「自動パーキング(駐車)システム」は、実際のところ不要だと感じてしまったのですが、いよいよ今回の新型リーフが実用性を持ったカタチで発売されたことで、ついに電気自動車が「買い時」になったのです。

 

それでは実際に高速道路も試乗してきた結果をレビューしたいと思います。

 

 

 

航続距離が400kmにのびた

 

 

これはもはや革命ですね。

 

普通のガソリン車だって400kmも走れる車は少ないのに、電気自動車でこれが可能になったことがスゴい。

 

先代のリーフは、実質150km程度だったので、遠出するには途中で何度も充電スポットに立ち寄らなければならないことがデメリットでした。

 

しかし、新型はこの部分が大きく改良されたことによって、ほぼガソリン車と変わらない使い方が可能になったのです。

 

ガソリンスタンドにさえ行きたくない人にとっては、自宅で充電することもできるので、逆に手間が省けることになります。

 

今どき、充電スポットは近所のコンビニや施設などにも併設されているので、「何かのついで」に充電することができて、ただガソリンを入れるためだけにガソリンスタンドに寄るというムダがなくなります。

 

 

100%電気なので、排気ガスも出ませんし、音も静か。

 

早朝や深夜に出発する方や、インナーガレージの車庫に車を収納する人にとっても、騒音で近所迷惑になったり、家族を起こしてしまうこともありません。

 

 

 

充電は「15〜20分程度で80〜90%くらい」がベスト

 

実はあまり知られていないのが、電池の充電方法について。

 

私もリーフを試乗するまでは、「電池って100%まで満タンに充電しなければいけない」という先入観がありました。

 

携帯電話なども、同じように考えがちですよね。

 

ところが、全然そんなことはないんです。

 

電池の充電システムって、8割程度までは急激なスピードで充電するのに、残りの1〜2割に関しては、ゆっくりだらだらと充電されるらしいのです。

 

なぜって?

 

例えるなら、コップに水を入れるときと同じで、8割くらいまではドバーッっと水を入れることができますよね?

 

でも、満タンまで入れるには、残りの1〜2割ってチョロチョロ入れないと溢れてしまうかもしれません。

 

電気のシステムもそれと同じで、安全上の設計から、残りの1〜2割は時間をかけて満タンに向かうことになっているのです。

 

思い返してみれば、携帯電話もそう。

 

減った状態から80〜90%までは、ある程度すぐに回復するのに、なかなか100%にはなりません。

 

しかも、せっかく100%まで充電したのに、少し使って電池残量を見ると、あっという間に89%になっていたりして…。

 

 

人の体もそうですが、腹八分目まではガツガツ早食いしても大丈夫なのに、それ以降はなかなか箸が進みませんよね。笑

 

つまり、充電はわざわざ100%までしなくても大丈夫なので、充電スポットに行ったら80%程度を目安に充電すればいいことになります。

 

そう考えると、単純計算で400kmの80%は320kmですから、十分な航続距離ですね。

 

サービスエリアやコンビニで休憩している間に充電が済んでしまうということです。

 

充電は月額2000円っ!!Σ(゚Д゚)

 

日本全国の充電器が使いホーダイ。笑

 

 

 

イーペダルが楽すぎる

 

イーペダル(e−pedal)ってご存じですか?

 

日産ノート(note)の発売当初から採用されいてるシステムで、「発信」〜「加減速」〜「停止」までをアクセルペダルだけで調節できるシステムのことです。

 

つまり、アクセルペダルを踏めば通常通り加速しますし、緩めることで減速し、離せば穏やかに停止します。

 

ノートも発売当初に試乗したことがあるのですが、このノートよりも減速の調整が絶妙になっていて、急なブレーキ操作が必要になった場合を除いて、ホントにアクセルペダルだけで運転することが可能です。

 

(ノートは減速が緩めだったので、ビミョーにブレーキが必要な時がありました。)

 

街中の一時停止と発進を繰り返す場所や、渋滞のときにも、ペダルを踏みかえる必要がないので、運転が本当に楽です。

 

ペダルを踏みかえる操作が減っただけで、ここまで運転って変わるんだなぁ、と実感できます。

 

そして、もちろんですが、減速の際には回生ブレーキで発電もしてくれるので、航続距離も伸ばすことができます。

 

 

 

加速力がGTRの次?

 

驚くのは、その加速力。

 

ペダルをクイッと踏むと、スーッとワープするかのような加速力を体感できます。

 

日産の方が言うには、フェアレディZと同等の加速力なんだとか。( *´艸`) ウケる

 

つまり日産で言えば、あのGTRの次に加速力が強いことになります。Σ(゚Д゚)

 

そのままサーキットへ行って、「いかにも早そう」なスポーツカーをぶち抜いてやるのも楽しいかもしれません。笑

 

ホントに「おったまげ〜!」な加速力です。

 

ガソリン車のような振動や回転数が上がる際の「ブオォォっ!!」という騒音もないので、まるで宇宙船に乗っているかのようです。

 

スイィーッ!っと。

 

 

未来感ハンパない。

 

 

バックミラーなんて、もはやモニターだし。笑

 

 

 

車重は1,5トンもありますが、電池を床面に敷き詰めているので、超低重心。

 

車重があることで乗り心地はまるで高級車のように良くなり、低重心になることで車体は安定しています。

 

エンジン車特有の振動も無いため、人もペットも酔いにくいです。

 

 

 

「プロパイロット」で自動運転できる

 

新型のセレナから搭載している「プロパイロット」がリーフにも付きました。

 

これで何ができるかというと、高速道路や有料道路などの車線の広い道路を走る場合に、車線と前の車を認識して、ハンドルとブレーキを自動で操作してくれるのです。

 

つまり、高速道路などは自動運転になったということです。

 

ハンドルのスイッチ1つで、前車との車間距離と巡航速度を設定すれば、前の車が設定速度よりも遅いときは、その車間を維持したまま速度を調節してくれます。

 

また、車線(ライン)を認識し、自動で車線の中央を走ってくれるのです。

 

ただのレーン(車線)はみ出し防止機能とは違い、レーンの中央を自動で走行してくれるので、ジグザグに走行してまうことはありません。

 

なぜ高速道路などの広い道路に限るかというと、一般道の車線は通常、2,8mなどに設計されていますが、高速道路は3,5mなどに設計されています。

 

システムの安全上、高速道路に限定して設定しているというわけです。

 

もちろん最近は一般道でも広い車線の道路も設計されているので、できないわけではありませんが、システム上の理由から、「高速道路専用」になっているということです。

 

 

高速道路を実際に自動運転で走ってみたのですが、本当に楽。

 

途中で前車との間に車が割り込んできても、すぐに適正な車間を保ってくれて、安心して乗っていられます。

 

センサーが「ハンドルを持っているか」を常に判定しているので、両手を完全に放すわけにはいきませんが、途中で景色を見たり「よそ見運転」をしてしまっても、大丈夫でした。笑

 

試しに両手を放してみると、約10秒後に優しく警告音が鳴ります。

 

すぐにハンドルを持てば、警告音は消えます。

 

「片手を添えておく」程度にハンドルを持っていれば大丈夫です。

 

 

スバルの「アイサイト」との違いは、単眼のカメラという部分です。

 

スバルのアイサイトは2つのカメラで認識していますが、今回リーフに搭載されているカメラは1つ。

 

レーダーもありません。

 

通常、カメラが1つの場合はレーダーサポートが付いている機種が多いのですが、日産の方の説明によれば、「よりコストを下げて搭載機種を増やせるように」ということです。

 

確かに、システムは複雑になるほど値段が上がるので、今回の新型リーフがお手頃価格で買える理由の1つでもありますね。

 

必ずしも「カメラが2つ付いているから安心」というわけでもないですし。笑

 

 

 

新型リーフって実際いくらで買えるの?

 

新型リーフは上から「G」、「X」、「S」という3段階のグレードがあります。

 

車両本体価格の違いは、

 

「G」 → 399万円

 

「X」 → 351万円

 

「S」 → 315万円

 

です。

 

 

「G」のグレードになると

 

・プロパイロット(自動運転システム)付き

 

・プロパイロットパーキング(自動駐車)

 

・LEDヘッドライト

 

・インテリジェントアラウンドビューモニター付き(自動パーキング)

 

・17インチアルミホイール

 

・寒冷地仕様

 

などの装備が充実します。

 

 

「X」は「G」の装備から肝心の「プロパイロット」(自動運転)が除かれてしまうことや、ヘッドライトがハロゲンランプになってしまいますが、コストを抑えることができます。

 

 

「S」になると、「とりあえずリーフ」という感じで、ナビなどが除かれてしまいますが、イーペダルなどは健在です。

 

実際の乗り出し価格は、車両本体価格にプラス50万円くらいでした。

 

つまり乗り出し価格の参考として

 

「G」 → 450万円

 

「X」 → 401万円

 

「S」 → 365万円

 

という感じ。

 

先代のリーフよりはずっと買いやすくなりましたね。

 

 

 

リーフを買うと40万円の補助金が出る

 

それでも「少し高いなぁ」という印象があるかもしれませんが、リーフは100%電気自動車なので、40万円の補助金が出ます。

 

その補助金でオプションを増やしてもいいし、自宅に充電システムを備えるのもアリですね。

 

エコで先進的な車は、イイことずくめ。( *´艸`)

 

月々のガソリン代がかからないので、ローンを組む際も普段より高めの支払い設定ができそうです。

 

 

 

自動駐車(プロパイロットパーキング)は実用性が低い

 

 

今回の新型リーフの目玉装備の1つでもある自動駐車(プロパイロットパーキング)。

 

これを実際やってみて感じたのは、

 

・駐車に時間がかかる

 

・ズレることが多い

 

という問題です。

 

何度も自動駐車にチャレンジさせてもらったのですが、今どきの駐車枠が二重のラインが引いてあるせいなのか、毎回右や左に少しだけズレてしまうのです。

 

運転席側が狭かったり、助手席側が隣の車に近かったり…。

 

自動でハンドルがグルグル回って、勝手に駐車してくれるのはスゴく先進的な印象を受けますが、はっきり言って自分でやった方が早いです。笑

 

アラウンドビューモニターという、車を上から見ているような画面も付いているので、十分に自分でできると思います。

 

自動駐車は次の機種以降に期待が高まるところと言えるでしょう。

 

 

 

ハイブリッドと比べて100%電気自動車のイイところ

 

プリウスなどの最新ハイブリッド車がかなり売れていますね。

 

しかし、リーフの航続距離が延長したことで、この流れが一気に変わってくる予感です。

 

なぜかというと、ハイブリッド車というのは、構造がとても複雑。

 

構造が複雑になるほど、「壊れやすい」というデメリットや「メンテナンスが大変」になることは言うまでもありません。

 

ガソリンエンジンは燃費を向上させるために、精密な燃料噴射装置やコンピューターを必要とします。

 

つまり、給油口や吸気口からチリが混入してしまったり、オイル交換が適性に行われなかったりした場合、エンジンは壊れてしまうのです。

 

その点、100%電気自動車のリーフは、モーターだけなので、エンジンがありません。

 

オイル交換が必要ないので、とても単純な構造になっており、故障が少ないわけです。

 

もっと言うと、リーフには100%電気自動車としての実績が7年もありながら、発売以来バッテリー事故はゼロということです。

 

よく聞く「電池の持ちが年々悪くなるのでは?」という心配があると思いますよね?

 

しかし、過去の実績から、最大で約10%程度低下するそうですが、その程度で済むということです。

 

 

ブレーキもイーペダルで自然と減速できるため、ブレーキパッドの消耗も最小限で済むので、度々交換する必要もなくなります。

 

 

 

エンジンは積んでなくても車検はあります。

 

しかし、特別大掛かりなメンテナンスや修理が不要なので、購入時に勧められる「メンテナンスパック(6万円)」なるものも、実際のところ不要らしいです。笑

 

どんなに素晴らしい車でも、メンテナンスが大変だったり、壊れるおそれがある車では安心できませんよね。

 

 

 

実は雪道に強いから4WDの設定が無い?

 

この事実には驚きました。(;・∀・)

 

電気自動車で2WDなのに、雪道にも強いなんて…。

 

どいういうことかというと、実は雪道を走行しているときって、エンジンがある車の場合はエンジンの振動(縦の揺れ)がタイヤにも微妙に伝わっているらしいのです。

 

だから雪道のタイヤ跡を見ると、微妙にデコボコしているんですね。

 

その点、100%電気自動車のリーフは、振動がないので道路にしっかり接地しており、モーターの力でスムーズで静かな発進と減速ができるため、雪道でも安定しているというわけです。

 

 

4DWの車の場合は、ガリガリと雪を掻いて進むことはできますが、その走行は決して穏やかではありません。

 

繊細な雪の上を進むには、モーターの静寂性と、1000分の1秒単位で4輪をコントロールするリーフの「インテリジェント トレースコントロール」があれば楽勝なのです。( ;∀;)スバラシイ

 

もはや4WDの設定が不要だったわけですね。笑

 

 

 

「高速道路に充電器が少ない」はウソ

 

よく「高速道路って充電器がまだまだ少ないよね〜」という話を聞きます。

 

しかし、よくよく調べてみると、高速道路におけるガソリンスタンドは全体の20%。

 

それに対して、充電スタンドは全体の40%です。笑

 

もはやガソリン車に乗っている方が心配になってきました。( ;∀;)アチャ〜

 

 

 

アプリでエアコンを遠隔操作できる

 

その他の便利機能としては、スマホでエアコンを遠隔操作できることです。

 

ニッサンコネクトというアプリで、車から離れていてもエアコンを操作することが可能です。

 

エンジンスターターなどは、ショッピングモールなどで車との距離が離れているときは、電波が通じなかったりしますよね。

 

しかし、このアプリなら電波さえ通じる場所ならどこに居ても遠隔操作できます。

 

駐車した場所がわからなくなっても、地図上に表示して教えてくれる機能もあったり。

 

近くの充電スポットを探すことも簡単。

 

 

 

まとめ

 

新型リーフのスゴさ、伝わりましたか?笑

 

ホント素晴らしいですよね。

 

100%電気だからとても静かなので、音響にこだわりたい人にもオススメです。

 

最近の新型車では珍しく、BOSEの7スピーカーシステムもオプションで組むことができたり。( *´艸`)

 

 

迷っている方は、一度試乗してみるべきです。

 

遠出が安全で楽で経済的ならば、あえて車というプライベート空間で移動できることがメリットになりますよね。

 

ウチはアホ男子が2人いるので、リーフが欲しくてたまらないです。笑

 

今後、スライドドアのバージョンなんかも出てくれたらイイなぁと思うんですけどね〜。(*´▽`*)

 

 

日産新型リーフのページ

 

 

 

おわり♪