ミニマリストのスポーツカー【ホンダS660】
こんにちは、ミニマリストで子育て中のママです。
極度の車好きであることは、既にご案内の通りです。笑
そこで、今回はミニマリストのためのスポーツカーを紹介させていただきます。
ホンダのS660(エスロクロクマル)です。
ミニマムなスポーツカーとして、知る人ぞ知るホンダの名車です。
2015年に発売開始してから、まさかの受注生産という貴重な車。
だから早くも名車なのです。(勝手にそう思っている)
当初は納期が1年でしたが、今ではやっと3カ月程度に落ち着いた模様。
この車はホンダの中でも極度のスポーツカー好きのエンジニアたちが、マーケット(市場)を度外視して、真の車好きのために開発した車です。
大手メーカーが、マーケットを度外視しちゃうって…
なんてステキな会社なのでしょう。笑
それゆえ受注生産という壁はありますが、手にしたときの喜びはひとしお。
車好きの人は、どんな車を買っても購入後にアレコレ手を加えてカスタムしていく必要性を感じると思いますが、
このS660は、そもそも極度の車好きが完成を目指して作っている車なので、細かな作り込みが効いています。
操作性抜群なS660のコックピット
軽自動車とは思えない走行性能
これ、
はっきり言って、
明らかに軽自動車の枠をブッ飛んでます。
一度でも乗ったことのある方はわかると思いますが、別次元です。笑
もうハンドルを握ったらニヤニヤが止まりません。笑笑
販売時は、64馬力という日本の軽自動車の自主規制の中に収まりつつも、乗ってみればわかる明らかなアクセルレスポンス。
ターボのパワーで、過去にスポーツカーを乗り回していた人も大満足できるはず。
もちろん80ps〜100psまで安全にパワーアップできるキットも販売されているので、可能性は十分に秘めています。
それと、実はカラクリがあって、
レギュラーガソリン仕様として販売されています。
しかし・・・、
スポーツカーにレギュラーガソリンって、ちょっとオカシな話ですよね。笑
勘のイイ方はピンときたかもしれません。笑
これは単に、軽自動車の馬力規制に合わせるための手段に過ぎないのでは?…と。
64馬力という自主規制の中に納めるために、わざとレギュラーガソリンでノッキングを起こして馬力を意図的に下げているというワケ。
なので、ハイオクガソリンにして、フラッシュエディターで出力を変えてあげれば、それだけで90馬力はオーバーしてきます。笑
(コンピューターセッティングは経験あるプロショップに発注しましょう)
※オススメは浜松データです。笑
パワーアップ時は冷却性能を上げるため、同時にインタークーラーを交換するのがオススメ。
純正のインタークーラーは小さいので、大型化してあげると冷却効率が上がります。
吸気と排気(マフラー)の交換で20〜30万円をかけても、5〜10ps程度しか出力は上がりませんが、
コンピューターセッティングを適正化してあげれば、10〜15万円程度で90〜100psのマシンに大変身します。(≧▽≦)
費用対効果を狙うなら、まずはコンピューターです。
カートに近い乗り心地
このS660は、スポーツカーの知識がない私のような女性でも乗りこなせる扱い易さがあり、マニュアルだけでなくオートマの設定もあるので、AT限定免許の方でも十分に乗りこなせます。
ご存知の方も多いレーシングカート。
photoAC
まさにあのマリオカートのようなレーシングカーのことです。
私も夫に連れられ、何度かレーシングカートに乗ったことがありますが、ちょっとスピードを出しすぎたり、カーブで加重コントロールを見誤っても、ラクラク車体を立て直して曲がることができますよね。
あの感覚に近い走りができるのがS660のイイところ。
バイクのような人馬一体感がハンパないです。
レーシング入門として老若男女問わず乗りこなせる車です。
カートと同じく、上級者はさらに上のテクニックを目指すことができ、初心者は安全に「それらしい走り」を楽しむことができちゃう車。
何がミニマムかって?何も積めないこととか。笑
ミニマリストな人以外はあまり笑えないかもしれませんが。
冗談抜きで、ホントに何も積めませんよ。笑
助手席に誰も乗っていなければ座席に荷物は積めますが、リア(トランク部分)にエンジンが積まれているので、通常の車にある荷室は存在しません。(;´・ω・)
フロントのボンネットを開けると、幌をオープンにした際に、外した幌を収納するボックスがあるのみです。
もちろんオープンにしない前提ならば、この部分は収納と考えてもいいかもしれませんが、せっかくのオープンカーですから、気持ちよくオープンで走りたいときもありますよね。(≧▽≦)
荷室がなくて二人乗りとなれば、フツーは志半ばで断念してしまうでしょうから、ミニマリストにこそピッタリな車です。笑
S660は「濡れないバイク」のような車
オープンにできますし、加速性能やポテンシャルは十分にスポーツです。
バイクの欠点である「濡れる」ことや「グリップ力の不安」や「荷物が積めない」、「ヘルメットを被らなければならない」ことが解消できる乗り物と考えればメリットだらけ。
バイクツーリングって、ちょっと休憩したいときでも、バイクに股がったままでは気が休まらないですよね。
あと、それなりの服装じゃないと格好がつかないし、夏は暑くて冬は寒いじゃないですか。(。-`ω-)
そこはやはり車。
雨にも濡れないし、風やホコリ、花粉も関係ないプライベートな空間が保てます。
ミニマムなスポーツカーなので、バイクとツーリングしても違和感ないかもしれないですけどね。笑
考え方をミニマムな方向に少し変えるだけで、誰にとっても洗練されたアナタの愛車になります。
NSXもいいですが、お手頃なS660(ミニNSX)も最高なワケです。(´∀`*)
なかなか出力セッティングについて理解できず、過去にスポーツカーに乗っていた人の中には「なんだ、こんなもんかぁ、やっぱり軽だな…」って、少し乗っただけで手放してしまう人もいるので中古市場も狙い目です。
良質な新古車みたいなのがゴロゴロ転がってますよ。笑
浮いたお金でセッティングにお金をかけるのもアリですね。(´∀`*)
よい1日を♪
↓こちらの記事もどうぞ
「最もミニマムな軽スポーツカーはどれだ?〜「S660」「コペン」「アルトワークス」を徹底比較〜」
「キャンピングカー&旅好きなら一度は見ておきたい映画まとめ」