スマホを車とBluetooth(ブルートゥース)接続するときに注意したいこと
新しい車やナビをつけている車のほとんどは、スマホと接続できて便利ですよね。
運転中に電話がかかってきても、そのまま通話することができたり、
スマホにダウンロードしたお気に入りのミュージックを車内で流すことができたり…。
そんな便利な反面、ちょっと注意が必要だなって思う出来事がありました。(;´・ω・)
事故や緊急時に通報できないおそれ!?
ある日のこと…
私が友人と一緒に出掛けた帰り、それぞれ自分の車に乗って帰宅する際のことです。
「いやー、楽しかったねー!!」
「また行こうねー!!」
・・・。
旅を楽しんだ私達は、ウキウキ気分が冷めやらぬまま、お互いの車に乗り込んだのです。
友人は颯爽と車を発進し、「バイバーイ!」と勢いよく手を振って去っていきました。
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めっちゃ元気だな。笑
しかし…、
ほどなくして、
ガッシャーン!!
えっ!!??
信号待ちしていた友人の車が後ろの車にハデに追突されているではありませんかっ!!
Σ(・ω・ノ)ノ!
ちょっと!!大丈夫!??
私はすぐに駆け寄り、友人が無事であることを確認しました。
(;´∀`)フゥ
しかし、友人は明らかに首と腰が痛そうにしていたのです。
追突してしまった後ろの車の運転手(女性)もすぐに駆け寄り、
「す、す、すいませんっ!!すぐに消防と警察に連絡しますっ!!」
と言っていましたが・・・、
手は震えており、とても動揺している様子でした。
そりゃぁ、そうですよね。
事故を起こしたら誰だってテンパります。
震えながらも「119」をダイヤルしたようなのですが…、なんだか女性の様子がおかしいのです。
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何度も「もしもし!!」と言っては画面をタップしてかけ直し、
「もしもーし!!」
とやっているのです。(;´・ω・)
女性は、
「あれっ!?ケータイ壊れたのかなぁ…」
と言って、さらにテンパって動揺しているではありませんか。(;・∀・)
なんてこった。
しかし、私が女性の画面を確認しても、ちゃんと「緊急通報」と表示されているし、通話中になっていたのです。
もしかして・・・、
その予想は的中しました。
もう気付いた方もいるかもしれません。
そうです!!
車とBluetooth(ブルートゥース)で接続されたままになっていたのです。笑
女性の声は相手に聞こえているのですが、相手の声は車の中から出ているので、女性に聞こえていなかったのです。
こんなことが起こるとは…。
車との距離は5〜7メートルくらいでしたが、ペアリングの性能から言うと、10〜15メートルくらい離れてもつながっていることはあり得るので、通じないワケです。
すぐに私が通報し、事なきをえました。
( ̄▽ ̄)
通話中のペアリング解除方法を知っておこう
便利さがゆえに緊急通報が通じなくなるという困った事件でした。
アンドロイドスマホとiPhoneそれぞれで、通話中のペアリング解除方法を確認しておきましょう。
アンドロイドスマホの場合
通話画面の下に表示されたこのマークをタップ
次に表示されたバーの中から「モバイル端末のイヤホン」をタップ。
これで本体を耳にあてて通話する通常のモードになります。
「スピーカー」を選択した場合は、大きな音が出るので耳につけなくても会話できるモードになります。
iPhoneの場合
iPhoneの場合は、通話中の画面からこのマークをタップ。
「iPhone」をタップすれば、耳にあてて会話する通常の通話モードになります。
「スピーカー」を選択した場合は、上のアンドロイドと同じく、本体から相手の声が大きく出るので、耳にあてなくても会話できるモードになります。
他の対処法
これでスマホの画面操作で通話を元のモードに戻すことは可能になりましたね。(^^♪
他にも方法はあります。
エンジンを切る
超初歩的なことですね。笑
事故が起きたら、二次被害に備えてエンジンを止めましょう。
そうすれば自動的に車とスマホのペアリングは解除されるので、慌てる必要もなくなります。
Bluetoothイヤホンを使う
車と直接スマホを接続するのは便利ですが、このような緊急事態の場合、逆に支障になる場合もあります。
しかし、イヤホンを装着している場合なら、両手は空くので負傷者を救助しながら通報することができます。
同じペアリングでも、かなりの差が出ますね。
オススメのイヤホンはコレ。
耳掛けのイヤーフックがあることで、長時間つけてても耳が痛くなりにくいですし、落下しにくい構造になっています。
日本語の音声ガイダンスなので、誰にでも使いやすく、私も愛用しています。
電源のON・OFFがスライドスイッチなので、直感的に操作しやすいです。
耳にスッポリ入るタイプのイヤホンも使ってみましたが、ポロっと外れてしまうことがあるのでイヤーフックはあえて付けています。
おわりに
事故は誰しも起こり得ることなので、「自分のこと」としてとらえたい体験でした。
便利さがアダとなるケースもあるんですね。(´∀`*)
よい1日を♪
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