ほとんどはコレを直すだけで改善される
ペン字歴11年です。(*´ω`*)
と言っても、ペン字の本で習っただけ。笑
自己流でとてつもなく読みにくい字を書いていたのが、スッキリ読みやすい字になりました。(≧▽≦)
後々読むためにせっかく字を書いているのですから、読みやすさが第一だと思っています。
正直、達筆な字を書きたいとは思いません。
逆に見ずらいし、ムダ書きが多すぎる気がするから…。
ある程度カタチを整え、少々の「クセ」は残して、見やすければ十分だと思います。
まず、結論から言うと
・ペンは握らずに「つまむ」
・ペンは立て気味に
・「はね」や「はらい」は不要
・小指を安定させる
・利き腕の「肩」の前で書く
・書き出しゆっくり、段々速く
これを意識するだけで、見やすい字を書けるようになります。
ペンは握らずに「つまむ」
大前提としてまず持ち方ですが、ギュッと握りしめるように持てば安定すると思いがちですよね。
しかし、余分な力が入っていると、書いていてとても疲れますし、筆圧が高くなって筆先が繊細に動きにくくなってしまいます。
まずは、ペンを机に置いた状態から「人差し指」と「親指」で軽くつまんで、
中指を添えるような感じで持ちましょう。
ペンの重さだけで軽く書くようなイメージです。
重たい高級なペンを使う必要はありません。
ペンの重さを感じながら書けるくらい、「力(りき)まずに書く」ということです。
「上手に書こう」と強く意識するほどに、力が入ってしまい、ペン先のコントロールを失ってしまいます。
余分な力を入れなければ、長時間書いていても疲れません。
ペンの角度は立て気味に
ボールペンで書く場合には、ペンの構造上、紙に対して垂直にした方がインクが出やすいわけですが、具体的には60度〜90度くらいに立てて書くとサラサラと書けます。
必要以上にペンを寝かして書くと液だまりができたり、線がかすれたりするので、やや立て気味に書きましょう。
「はね」や「はらい」は不要
「はね」と「はらい」をついに断捨離です。笑
地味にK点超えですね。(≧▽≦)
そもそも、「ペン」と「筆」は全然違いますから、同じことを求める必要はありません。
文化庁も「はね」や「はらい」について許容する方針だそうです。
ペンで筆のように書くのは不可能ですよね。( ̄▽ ̄)
もはや、「はね」や「はらい」はペン字において余分な装飾とも言えます。
実際に、「はね」や「はらい」に縛られると、見ずらい字になってしまいますね。
達筆が過ぎると、見ただけで読むのがイヤになるし。笑
小指を安定させる
ペンを持って書こうとすると、小指が紙に接地します。
この小指に少しだけ力を入れるイメージを持つと、筆記が安定するんです。
力を入れるといっても、小指の腹を軽く内側に引き付ける程度。
利き腕の「肩」の前で書く
人それぞれ書きやすい位置は違うかもしれませんが、私がオススメする位置は、「利き腕の肩」の前です。
自然と力まずに書けますし、字の傾きやクセを最小限にすることができます。
書き出しゆっくり、段々速く
書き出しはゆっくり。
時間をかけるほど丁寧に書けるのは言うまでもありません。
しかし、いつまでもタラタラと書いているわけにはいかないでしょうから、字体が整ってきたらスピードアップするような感じで書いていきましょう。
ゆっくりが最速であることは、こちらの記事に書いています。 スロー イズ スムース … 。ゆっくりやるのが一番速いって知ってた?
まとめ
私は字に多少のクセがあっていいと思います。
機械で印刷すれば完璧な字はいくらでもできるんですから…。
人それぞれ違う自体の方が楽しい。(≧▽≦)
書く側にとって「気持ち良く」、読む側にとって「見やすい」ことが第一ですね。
おすすめのペン字に関する本はこちら。
おわり♪